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グラウンドの水はけが悪い…その原因と今すぐできる対策

  • 執筆者の写真: 雄貴 大井
    雄貴 大井
  • 6月8日
  • 読了時間: 2分

試合や練習直前に降った雨。「水が引かない」「ぬかるんで使えない」——そんな経験、ありませんか?

水はけの悪さは、選手のパフォーマンス低下だけでなく、ケガのリスクや施設の劣化にもつながる深刻な問題です。今回は、水はけ不良の主な原因と、今すぐ現場でできる対策を、施設管理のプロ目線でご紹介します。

原因①:地盤の締まりすぎ

長年同じ場所を踏み固め続けると、地面が硬く締まり、水が染み込みにくくなります。特に内野やベース周りは要注意です。

対策:定期的な“耕うん”や転圧の見直し。表層をほぐすだけでも改善します。

原因②:排水設備の詰まりや老朽化

排水溝やマスが詰まっていると、水の逃げ場がなくなり、グラウンドにたまってしまいます。

対策:定期的な排水点検・清掃。異物や泥の除去を習慣化しましょう。

原因③:表層材の粒度と保水性のバランスが悪い

土や砂の粒の大きさ、混合比によっては、水をうまく逃がせないことがあります。

対策:グラウンドの素材を見直し、用途に合った配合を選ぶことが重要です。専門業者に相談するのも一手です。

緊急時の応急処置として使える道具

スポンジローラー(吸水ローラー)吸水シート(吸水マット)砂・乾燥材(即乾タイプ)

これらを常備しておけば、急な雨天時にも対応が可能になります。

グラウンドは“生き物”。日々の管理がすべてを変える。

水はけの悪さは、放置するとどんどん悪化します。日々の点検と小さなメンテナンスこそが、選手にとって快適な環境をつくる第一歩です。

私たちサンビースポーツは、グラウンドキーパーとして“使いやすさ”を第一に考えた施設管理を行っています。お困りごとがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!

 
 
 

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